毒親育ちは教えられるのが苦手なら、教えるのも苦手
人を信頼出来ないから些細な事でもすぐ地雷スイッチが入り易い
毒親って言葉、実はあんまり好きじゃありません。
親に問題があるのなら、その親を育てた親になります。
そして、その親を育てたのはまたその親の親!
その親の親の親…エンドレスです(;^_^A
こうなると、犯人探しをしていてもなぁーんの解決にも繋がりませんよね?(笑)
遥か昔の中国に生きた韓非子、孫子、荀子などを見て見ても、2000年前から人間性ってほとんど進化してないんですよね(;^_^A
西洋ではニーチェやカントを読んでもそう思います。
ってことは、その頃にすでに現代と似たような毒親の原型が出来上がってたと言えそうです(#^^#)
じゃあ犯人はどの時代の誰から???と、言いたいところだけど…もうコレって人間の性ですよね(笑)
今回は毒親育ちだと教えてもらうのが苦手なら、教えるのも苦手について~です。
人材育成マネジメントもやっているのですが、どこも抱えている問題で教えられる側にも、教える側にも問題有りきで経営者は頭を抱えています(;^_^A
こちらの記事にも最後にチラッと触れました。
そしてこちらの記事なんて正に良くある事例
その根本原因は…
↑これなんですよね?
良く言えば~ですが。
【心の傷】と言えば、聞こえは良いです。
根源や思考の修正を学んで行けば分かることですが、自分自身を大切にしていないから自分で自分の傷をドンドン根深くしているんです、実のところ。
もちろん、相性なんてのもありますが、波長が合わないってことは共感ポイントもズレていて理解しているようで理解出来ていないから諍いが起こる。
毒親のことをめちゃくちゃにディスって悪口や暴言吐いている多くの人達は
自分たちは共感力も高く、人に優しく思いやりもあり、人にされてイヤなことは自分はやらない
それなのに毒親は何をしてやっても文句ばかり、共感力は皆無で人間のカス、人の嫌がることばかりをする、同じ人間とは思えない、気を使って優しくしても逆切れして付け上がるばかり、何か言えば全否定をしてくる
最終的な境地は気の毒で可哀想、憐れな人達、距離を置く、無視や絶縁する
と、被害者意識山盛りで見下し全開で自分こそまともで正しい…ようです。
それこそが人は自分の映し鏡ってことです。
同じように相手には毒親とディスる子供こそがそう見えているわけです( ´艸`)
さてさて、親族家庭間だけでなく社会でもこの構図は多く存在します。
学校では教師、同級生、先輩、後輩、友人関係
職場の上司、同僚、部下、取引先の人を始めとした人間関係
プライベートな付き合いの友人知人、彼氏彼女、などの人間関係
今回は職場をテーマにしているので職場編&ちょっと脱線☆
教えられる人と、教える人の立場の人との相性が良ければ上手く行きますが、相性の悪い場合はどちらもストレスになります。
このストレスになるタイプの場合は面白いほど火に油をお互いが注ぎ合っているのか?ってほど強烈です(;^_^A
時と場合、敵と味方の場合でも、コミュニケーションのトラブルになる原理は同じですよ!
良く、陰と陽でセッションでも説明するのですが、
パワーが強い方=陽 ジャイアン
パワーが弱い方=陰 のび太
と過程して自分はどちらなのか見極めて俯瞰するのです。
ハッキリと立ち位置は出ますよ~( ´艸`)
濃度の濃さや固定しちゃってる人なら見分けるの簡単ですよね?
ハッキリしない人はジャイアンとのび太の中間である相手を見て使い分けの多いスネ夫タイプ。
(損得勘定で立ち居振る舞いにムラがある、イメージは腸内細菌で言えば日和見菌な感じ?どっちよりのウェイトが大きいか)
みんなどっちもどれも持ち合わせていますよ~( ´艸`)
鈍感で押しが強いのがジャイアン
察してちゃんで押しが弱いのがのび太
↑喧嘩すると…
パワーバランスの取れている対等なら、ただの喧嘩もトラブル化せずに終わるか、ライバルや分かり合えます。
ところが陰陽の関係ならば…
何で分からんの?→見下しているから言葉がキツクてズバスバ言ったり弱みに付け込みディスる傲慢ジャイアンモード
(仕返しも分かり易い)
何で分かってくれないの?→小馬鹿にしているから過去を蒸し返したり細かいことや嫌味ばかり言う陰湿のび太モード
(仕返しがストーカー気質で陰湿)
で、良好な関係の場合でも度を超すと↑になります。
ジャイアンは弱弱しいのび太タイプに弱く、傷つけると可哀想なので遠慮して強く言えない、ワガママを我慢して許すのでストレスが溜まりやすい→ちょっと優しくしたら調子に乗って付け上がるのがイライラしてくる。
のび太は弱さを武器に甘えることが多く、通用すると勘違いしてドンドン傲慢になり調子に乗る、ワガママが厚かましくなってるけど周りが見えない→対等な気分になって武勇伝や自慢が増えマウンティングを仕掛ける。
恐ろしく温度差も匙加減も真逆でしょ?
あくまでも私の経験則からの検証結果なのでご注意を( ´艸`)
こっからがややこしいのが、依存の関係ね!
あ、これも私の主観です(笑)
好きだけど嫌い VS 嫌われたくないから嫌いになれない
嫌われたくない行動が、嫌悪感を煽られる行動
中途半端に好きを見せられるから、この理想のシーンに執着してるが故に嫌いになれない
放っておいて欲しいのに、しつこくしてくる
放っておかれると、気になる構いたくなる
拗ねてるのを機嫌取ろうとしたら、満足か納得するまで許さない
文字にすると分かりにくいかな?
DVでも見られます( ´艸`)
対等からパワーバランスが崩れるとアベコベでしょ?
これ共感があるなしってより完全に感覚が違うんです(;^_^A
こうなってくると相手に丸ごとなりきらなければ共感ポイントは闇の中です(笑)
相手のバックヤードと共感が出来れば反省もそうだし、どうしてあげるのが良いのか自然と分かるようになります!
これが本気で難しいんだよね~Σ( ̄ロ ̄lll)
掘り下げのヒントに使えるかな?
・親切の押し売りするのがジャイアン→のび太断れないorもらいっぱなし
・恩着せがましいのがのび太→ジャイアン文句を言うか恩を仇で返す
・やったことを覚えていないジャイアン→されたことをいつまでも覚えているのび太
・してあげたことを覚えているのび太→されたことを覚えていないジャイアン
・教えるのが雑で粗いジャイアン→丁寧に優しく教えられたいのび太
(のび太も教える立場になるとジャイアンの立ち位置になるのでジャイアン化しますが、もし、のび太モードで教えれば小馬鹿にされているようで教えられる側はジャイアン化でイライラします。ほんまバランスやねん(;^_^A)
この絶妙なニュアンス( ´艸`)
面白いでしょ?
人を育てるのも、育てられるのも難しい!
相手をお互い見下してたり、小馬鹿にしてるとコミュニケーションは成立しません。
それって勿体ないですよね?
せっかくの成長する機会を自分から受け入れ拒否しているようなものです(#^^#)
信頼どころか信用すら生まれません!
だからこそ職場の上司やリーダーには大人の思考と精神的自立した人が超貴重なのよね♪