言葉選びは慎重に
分かったつもりは一番怖い
こないだの記事ネタのような事が必要としているようで
母から相談を受けたのですが
分かるところだけ掻い摘んで実践するのは危険!
って話をしたいと思います。
職場で失敗を繰り返す人がいて、
どうすればその物忘れの激しさからの失敗を改善してくれるのか!
心に響いて自分の頭で考えて改善に繋がる言葉は何なのか?
掘り下げポイントは
・若さや美への執着がある
・孫に「大ママ」と呼ばせる
・若作りをする
・イベントがあると浮かれて失敗が増える
・失敗しても懲りない
・100歳まで仕事をして120歳まで生きる
ここから衝撃ワードを導き出すわけなのですが
・母にも自分の頭で考えてもらう
・相手のことを真剣に考え、寄り添った上
・相手がいかにデメリットしかないことなのかを自覚出来る
ここからしか本当の言葉は出てきません。
ザックリのヒントと詳細を解説したのです。
一番気にするのは「年寄り扱いをされること」
なので、ここの強化版を見つけ出せばいいと。
すると母は早速試したらしいのです。
「ボケ入り出したんちゃう?」
と言ったそう。
どうやった?どんな反応やった?と、
その台詞から結果は分かっていたけど敢えて聞くと
「ムッ」として何とも言えない顔をしていた…と。
↑コレ大失敗大失態です(笑)
相手が
「はぁ?」
「何でお前にそこまで言われなアカンねん」
「お前何様?」
のような受け取られ方をする言葉では失敗なのです。
ここまでの想像が足りなさ過ぎて母はしくじった(笑)
根に持たれるし、腹立てさせたし、仕返しを目論まれます、確実に!
母の台詞には
・仕返し
・上から目線
・嫌味
・悪口
・ディスり
ブラック思考が含まれていたので相手はそのまんまリターン(反発、反抗)を返してきたのです。
うちの母、モニタリング甘いんです(;^_^A
答え合わせを私に確認してからやれば母は未然に防げたけど
「分かったつもり」
「理解したつもり」
↑自信過剰、自意識過剰、傲慢、慢心、自分は正しい…
モニタリングしてたら気付けるはずなんですけどね?
正解は何だったのかと聞かれたので答えました。
「認知症を疑われたら、仕事辞めさせられるよ?」
↑こんなニュアンスのものが正解。
大した失敗やミスだと思ってない。
周りに迷惑をかけていることに認識が薄い。
ただの物忘れやうっかりと思われない、世間ではそんな年齢。
まだまだ働くつもりでも健康であればこそ需要と供給が成り立つ。
…一瞬で恐れている想像を掻き立てられてしまう言葉。
敢えて私ならどんな風に言うか。
「次やったらアルツって呼ぶ、会社にも相談する」
真顔でサラッと言って終わります。
(母の職場の人の性格と特性を理解した上でなので、誰にでも通用するわけじゃないよ? 母に言った正解パターンも)
原理原則から理解した上でないと、とても難しいのです。
分かったつもりや分かるつもりは危険!
心理学はだから使えない!
相手を理解しないまま
誰にでも通用する
オールマイティな特効薬はないからね。
性格や特性を考慮、カスタマイズ、アレンジが求められます(#^^#)