全部を毒親のせいには出来るけど出来ないとも言えるし…決め手は視点かも?①
↑このタイトルが全てです。
こういったものを説明する時は
自分のことか、家族のことが1番表現しやすいですよね( ̄∇ ̄)
価値観、感覚、考え方、解釈の仕方、行動パターン
こんな風に、色々ありますが
自分を軸に置いて考えたときに
・自分の方が適応範囲が広いのか狭いのか
・相手の方が適応範囲が広いのか狭いのか
ジャンルや時と場合によって、それぞれ強いところ、弱いところなんてのもあります。
ちょっとうちでのパターンを紹介したいと思います。
私のやり方は、ぱんたろにはとても良く合っていると思います。
ほんの少しだけ意識していれば、あとは楽です。
でもね、母と息子は違います(笑)
思いっきり裏目に出ます( ̄∇ ̄)
・期待した通りにならない
・期待をことごとく裏切られる
↑これだけで、分かると思うのですが
私のやり方が合っていないわけです。
面白いのが、母が介入していないものは
息子も上手くインストールされているのです(笑)
それを除けば、母がカスタムをしているので
母仕様の息子だ(^_^;)
(悪いクセが私と一緒)
因みに、私の母への依存で自立出来なかったのは
「金銭問題」、「金銭にまつわるもの」です。
だから、お金の問題で大変な現実を味わい学習させられることになった。
これに関しては私が非常識で母の方が常識の感覚なのです。
言い換えれば、母の落ち度は
・私に上手く教えることが出来なかった
・私に上手く伝わらなかった
なのですが
私の落ち度は
・舐めてかかっていた、見通しの悪さと過信
・最悪の場合、言えばなんとかしてくれる
だったのです。
母はなまじっか大金を持っていただけに
・我慢を教える
・自己責任を取る
↑これを私にせず、楽に解決出来る方法を取っていたのです。
言えば何とかしてくれると思っていた私はもちろん言いますよね?
子どもの時から、あれ買って、これ買って
買ってもらえなければ買って貰えるまであの手この手で陥落させる!
母は根負けするのを何とかしようと思って
お金がない、お金がない
これが口癖になって回避しようとしたのです。
(これで、意味を理解して!と、アピりたかった)
ところが私が粘ると、お金がないお金がないと言っているのに
ポンポン出してくる。
いくらでも出てくる。
まるで打ち出の小槌か無尽蔵のATM?私専用の大蔵省?です(笑)
そう学習させてしまったのです。
妹も結婚してからお金がないが口癖だったので
大変なんだな~と思い、色々買ってあげてたんです。
なのに!
お金がないと言っていた妹は
ポーンと一軒家を購入したのです。
「は? なにこれ? 騙されたやん!」
「お金がないが口癖の人は、金輪際信用せん!」
潜在意識にインストールしてしまいました(笑)
実際には
・自由になるお金がない
・無駄遣いするほど余裕がない
・必要なお金を使わなくてはならない時のために貯蓄が優先
これが真実だったんです( ̄∇ ̄)
私って、良く言われたのが
大してお金を持たずに仕事に行ったり
最低限のお金だけで出掛けたり
よーそんな怖いこと出来るよなぁ~?
私からしてみれば
仕事に行くのに必要なものが揃っているのです。
・食べるものはある
・飲むものもある
・高速代は会社の通行カードか通行券
・燃料は会社で入れれば済む
・免許は忘れたらダメ
何か困る?
カード忘れたらどうするん!
「んなもん、高速のゲートのおっちゃんに車検証渡して後日精算しに自家用車で行ったら問題ないやん」
出掛けるのもおごってもらうのが前提とかはないです。
買いたい物があればその代金と交通費だけで
買えばとんぼ返りする、寄り道しないから必要ない。
こんな感じだったのです(笑)
脳天気で危機感なし
お金は天下の回り物って思ってるから
給料入れば、引き落とし分だけ残して残りを全額引き出し
パーッと使い切る♩
どうせ使っても月末なったら入ってくる
臨終収入も多いから気しない(笑)
とにかくお金の心配をしていないので
お金に困ったことがありません( ̄∇ ̄)
無くなっても、どこからともなく湯水のように入ってくるので
使っても使っても使い切れなかったほどです。
「何でそんな金周りええん?」
「知らん(笑)」
こんなやり取りが普通。
上手く行っている時はいいけど、あまりにも上手く行きすぎて
有頂天になってたんだと思います。
怖くて手が出せなかった、カードに手を出してしまったのです(笑)
これが運の尽きだ(T_T)
(貯めるとか、計画性とか、辛抱が出来なかったから)
一括完済とか適度にまとめてしてただけに、自信過剰になり
私は返済を滞らせることのない、優秀な債権者だと勘違いしてしまったわけ。
まさか、うつ病になって休職、退職することになるなんて
夢にも思いませんでした(笑)
退職をする前に完済させたのですが
退職金がまとまって入り
傷病手当も入ってくる
カードで衝動買いが止まらなくなったのです。
アッという間に限度額いっぱい(笑)
復帰してからは支払いに追われ、自由になるお金がないから
カードで自転車操業(^^;)
ここからは、言わずもがなかな。
仕事を辞める際も、まとまったお金を持っていたので
起業が起動に乗るまで充分賄えると思っていたのですが
思い通りに軌道に乗らず、支払いが滞りだし、催促電話や封書が次から次にやってくるように。
現実に反応をしないで一時期上手くお金が回り出したのですが
管理の悪さが仇となり、安心してポンポン使うようになったのです。
お金が流れ出したから、もう大丈夫♡って(笑)
結局焦げ付き、1番やりたくなかった方法でしか解決させることが出来ない。
気がつくのが遅かった…
仕事を辞める前にしておけば良かったのに?と言う人もいましたが
理解していない私の場合、やっても意味なかったと思います。
結局一緒( ̄∇ ̄)
これが自己破産の経緯です。
やってみて分かったのですが、バリ怖かった(笑)
ほんまに放免してもらえるのか、経験にないから恐ろしくてたまりませんでした(T_T)
ただ、1点だけは法で何とかなるものでなかったので母に泣きつきましたが。
裁判に関わる費用、弁護料、管財費だけは自分でなんとかしました。
法テラスのお世話にもなりましたよ~( ̄∇ ̄)
(弁護士や担当してくれた優しいおっちゃんが神様にしか見えなかった)
債権者のブラックリストに載ったけど
これを解除してくれる知人がいるんですよね~
コッソリやっとくわ、と言われたのですが断りました(^_^;)
私はデビットカードがおあつらえ向きの人間だと知ったので(笑)
カードが必要な時は、どうしているのか?
母のカードを切らしてもらう前に、詳細を伝え現金を先に渡しています。
(借金をしない)
私の場合、これぐらい怖い目に合わないと学べなかったのです(笑)
(どうなるのか知らなかったから)
自己破産をしても学べない人もいるらしく、担当のおっちゃんが
「無事に終わったよ~、もう心配しないでも大丈夫になったから。」
その後に続いて言われたのが
これだけは覚えておいて欲しいことがあるんよ。
ボクから1つ言っておきたいことがあるけどいい?
同じことして、またここに来たらアカンよ。
その時は、助けてあげることが無理かもしれへんから。
自己破産って1回は確実に通るんやけど、何回もやらかすのがおるから通らないご時世になってるんやわ。
2回、3回となると可能性は限りなくゼロってのを覚えといて欲しいってお願いってこと、な(笑)」
頭に叩き込み、胸に刻み込みます!
教えてくれてありがとうございました(T_T)
↑咄嗟に出て、あまりの優しさに泣きけてきました。
(今思い出しても泣けてくる有りがたい言葉です)
この例からも分かるように、私は聞く耳は持っています。
教えられれば理解出来るのです。
母の場合は触りだけ伝えて、説明が不足しているんですよ。
その代替えが
・そのうち失敗するわ
・ろくな人間にならへんわ
・誰も助けてくれへんようになるわ
・お母さんが生きてるうちはええけど、おらんなったら思い通りにならへんの覚えときや!
↑こんな調子なんですよ(^_^;)
で、やらかしたら
・ほら言わんこっちゃない
・ほんまアホやな
・お母さんの言うことを聞かんからバチが当たった
・何で教えてやったこと覚えてへんの?
なのです。
で、どうなるかを教えて欲しかったと要望を伝えても
考えたら分かるやろで終わらされる始末…
考えないお前が悪い!です。
極論だけで具体例もなければ、インフォームドコンセントが全くないのです(笑)
だから、私には響かなかったのです。
ところが担当者のようなおっちゃんタイプのような相手だと
大きな勘違いをしていても、考えたこともなかった視点を知りますよね?
素直に聞き入れ、その通りの行動に変わるのよ、私(^_^)v
(老若男女関わらず、でも矛盾していると一切ダメだけど)
だから母は参考にならないし、要求をしても要望しても無駄なので
この人の言っていることは真に受けない方がいい、中身スカスカで役立たない。
こんな風になったのです。
優しく諭して欲しいとか、偉そうに言われるとイヤとか
そんな贅沢な希望は私にはありません(笑)
「お前、今みたいに○○なことしとったら、こんなことやあんなことで、こんな風な下手打つぞ! 今言うたみたいなことやらかしたら、一切ケツ拭いたらんからな、覚えとけよ!」
「お前、絶対次はこんなことやらかすぞ、気をつけとけよ!」
「やってしまったものは仕方がないけど、お願いだから、次はこんなことにならないようにしてね」
こんなんでも、何でもええねん♡
「ははぁ~、すべて承知致しましたm(_ _)m」
「ぎょい~」
となります(笑)
私のやり方も基本上記と同じなのです。
ぱんたろなんて、スッコーンと入りますよ(笑)
他にもぱんたろが
散らかし放題で度が越した場合のコントロールも簡単です。
「ぱーんちゃーん♡ もう分かってるよな~」
「ぱんたろ君、問題です。ママが言いたいことはさて何回目でしょうか?」
「残念なお知らせをしなくてはならなくなりました…現在○回目です、どうされますか?」
これだけで気づいて自分からサッサッと動くか、いつの間にか片付けます(^^)
(ええ加減にせえよ?が伝わるわけ、私がキレるとかちゃうよ)
やったらやった、ちゃんとしてたら、していたで
「綺麗にしてくれて助かるわ」
「気に掛けてくれてありがとね~」
「知らん間に片付けてくれてたんや、ありがとう」
これも欠かしません。
ついでに私のも黙って片付けてくれている事も多いです。
このやり取りを母や息子に
ぱんたろの対応と比較して
依怙贔屓してるとか言われたくありません(^_^;)
(自分は本気を出せばいつでもやれる、自分は完璧だと思っているので、私の言葉は軽視されます)
続きます♩