精神的自立への道のり★インナーアダルトを育てる
子ども時代に学ぶべき行動やスキル
精神的自立に必要なスキルというものが存在します。
それについて詳細が述べられているのが
【子どもを生きればおとなになれる━「インナーアダルト」の育て方:クラウディア・ブラック著】
↑こちらの本になります。
とっても参考になると思うので、美味しいところがギュッと濃縮された一部を紹介したいと思います♡
子どもが学ぶ必要のある行動やスキルをいくつかあげておきます。あなた自身の体験と照らし合わせてください。
・助けを求める
・限界を設ける
・自分の価値や感情・ニーズを確認する
・質問する
・問題を解決する
・話を聞く
・適切に感情を表現する
・ノーと言う
・自分から行動を起こす
・交渉する
・責任をとる
・遊ぶ🔑あなたが子ども時代に身につけたスキルをあげてください。続いて、身につけてこなかったスキルをあげてください。ここにあげたのはとても基本的なスキルですが、おとなとしてもっと複雑なスキルに取り組むためには欠かせないものです。
おとなにとってスキルを持っているのは当然と思われがちですが、身につけるチャンスがなかった人もいます。子どもの頃や思春期にスキルを学んでいないと、成人してから自分が「おとなのふり」を装っているような感覚に襲われるはめになります。ちゃんとできているのだろうかという不安、変化への怖れ、解決しなければならない問題を前にして怖じ気づく気持ちを隠そうとし、自分の「力不足」をさらす事態にならないよう、周囲の状況をこそこそと調整することに莫大な時間とエネルギーを費やしてしまうのです。
今まで学んでこなかった基本的なスキルを、あなたは今から学ぶことができます。大切なのは、自分が何を学ぶ必要があるかに気づくことです。
セルフチェックをしてみた結果はどうでしたか?
今から、何を学ぶべきかという課題が見えたと思います。
(ってか、サバイバルスキルに求められる男性性ですよね?)
子どもが学ぶ行動やスキルを身につけていなければいないほど
今でも子ども時代と変わらずに自分を守り生き残ることに必死だとも言えそうです。
それだけでなく、行動とスキルが学べていない分量だけ
自立出来ていない分量も比例している分
それだけ親や親の投影に振り回され、愛着問題も根深いのではないかな?と思います。
あとは問題が初歩的なものだと対応出来ても、複雑になると対処出来ないとか応用が全く利かないとか…
同じ愛着障害(アダルトチルドレン)を抱えていても
単にスキルにおける一部分のバランスが悪いだけの人と
全体的にスキルを育てていない人とでは
愛着問題に着手しないままの手付かず状態の頃にしろ
親との関係に向き合い、親への執着を手放したあとにしろ
先に苦労して時間を掛けて宿題をこなしてきた前者と
後回しで宿題をしてこなかった後者とでは
色々と事情も変わってきそうです。
(自分との向き合い、それに割く時間をどれだけかけてきたか)
クラウディア・ブラックは著書ではやんわりとした表現をしていますが
これは親の責任ではなく
子どもである自分自身における自己責任の視点で語っています。
↑毒親問題を抱える人の名台詞
「親のせいで自分はこうなった」
と責任転嫁して逃げてもどうにもならない
自分原因の現実を突きつけているということ。
他者との比較さえしなければ…
精神的自立ができれば軸は自分なので問題とならない。
自分に見合った環境で生まれてきているので
学ぶべきことがいくらあったとしても
誰でも自分の成長を喜ぶことはできますよね♡
(過去の自分対比だけでいいんです、自分が幸せならなんでもいい)
セッションをしていても感じることですが
スキルを身につけてきたタイプは
・自分の非を認めるのが早い
・自分の腹黒さ(ブラック思考)に自覚がある
・自分の頭で考え、答えよりプロセスを重視する
(なぜその答えになるのか逆算をして経過を辿る)
・生きていくのに自分一人でも困らない
・コミュニケーションがオープン
・ムラがない(裏表を感じない)
・知ったかぶりをしない
・特別扱いされたい、察してかまってちゃんの面倒臭さを感じない(重くない)
こんな傾向が顕著です。
スキルを身につけた結果がまんま反映されているのだと思います。
(執着(親の根源)を手放すだけで解決するタイプで残りの課題は知れている感じ)