願望の具現化

ステップ１：具現化の法則

はじめに、自身が望むものが既に手に入っていたら、どうであるのかを想像してみて下さい。目を閉じたまま、その様子を映像として楽しみましょう。想像により、願望が枠組みを得ることができるので、これは具現化の手順として、重要です。

これを行う中で、既に、望むものが現実になっていたとしたら、どのようなものなのかを、感じて下さい。例えば、銀行口座に大金が貯金されていたら、どのように感じるのか、に意識を向けて下さい。あなたは、何をするでしょうか。何が見えるでしょうか。世界を見る目や、それの感じ方はどのように、今と異なっているのでしょうか。

黄重要なのは、これに集中し、願望を想像した時に得られる感情を保持することです。この感情こそが、〈引き寄せの法則〉のスイッチを入れるのです。

繰り返し、これを行うようにして下さい。一日２～５分行い、以前であれば予想だにしなかった方法で、願望が具現化へと向かうのを感じましょう。これにより、一日の間に、数回、〈具現化の法則〉を実施することができるようになります。

実際、〈具現化の法則〉を「白紙に戻す」ことは、ほとんど不可能です。練習すればするほ程、あなたは、望むものを、よりよく、より素早く、引きつけるようになります。

 

これを繰り返すことで、願望がより近く、より現実的で、より＂実現可能＂であると思え、以前程、遠くに存在してはいないのだと感じることでしょう。これは、願望が、近いうちに具現化する兆候です。

人生の中で具現化したい、または、引き寄せたいものを非常に具体的に思い描くことは、有効です。例えば、既に、特定の額のお金を所有しているところを想像してみましょう。そして、その時湧き上がる感情に、何度も何度も、意識を向けるのです。

〈具現化の法則〉は、時に、「欲するものを夢見る」、「夢／希望を引っ張り込む」といった呼ばれ方をするものです。活力に満ちあふれた世界で、このようにして「夢見る」行為は、実際に、あなたが望むものを、「磁石」のように引き寄せ始めます。

 

〈具現化の法則〉は、具現化を実現するための３ステップの、第一段階です。

その後の章では、〈整合性の取れた行動の実施〉（ステップ２）と、〈精神的及び感情的障壁の排除〉（ステップ３）を扱います。