ACは直せる、愛着障害は克服できる、毒親の解毒策はある、精神的自立は不可能ではない!
どうして親に執着してしまったままなのか?
AC、愛着障害、毒親問題、精神的自立などにおいて
もちろんトラウマ、精神疾患や発達障害の元となる原因も一緒ですが
これらは全て「親との関係」にあります。
(最終的にここに行き着く)
巷には、回復法や対処法などさまざまなメソッドがありますが
思うほど効果は得られません。
ある程度まで変化を感じることが出来ても
あと一歩?の段階まで進んでも、その後ゴールになかなか辿り着けず
のたうち回るほど苦しむといった経緯を味わいます。
解放(楽になる)されるまでには
- 年単位かかる
- 20年以上かかる
- 一生向き合い続けなければならない
など、人によって言うこともゴールもまちまちです。
親と物理的距離を取っても
親の死によって世俗的接続が絶たれても
根幹において親から精神的巣立ちや卒業が出来ていないと
一時的な解放感で終わります。
親元を離れてようやく楽になり
心の問題は解消されたかな?と思えても
親からの連絡、親と接触することによって
やはり以前と変わらない苦しさを味わう。
(ぬか喜び)
顕著なものではこんな感じです。
どうしてある一定のところからスルっと脱出することが出来ないのか?
精神的自立をするのに苦労しなかった人には決して分かりません。
現時点でこの問題の解決策はまだ確立されていないのが証拠だと思う。
生き辛さの原因をなんとかしたい人は色々学んだり、概念を理解しようと努めます。
最終的に手に負えないものへの対処は
アファメーション的(自分をなだめる)なものでコツコツといったところでしょうか。
一体、何が自分の足を引っ張っているのか???
惨めな思い
なんで自分だけ味わわなければならなかったのか?
なんで自分はこんな辛い経験をしなくてはいけなかったのか?
概念や原因は頭では理解しても
心でこれを納得することが出来ないのです。
- 親も毒親に育てられたのが世代間連鎖の原因
- 親は自己愛性パーソナリティ障害や発達障害、精神疾患なのが原因
- 愛着障害を持ったのは愛着の形成に失敗した親に育てられたのが原因
↑頭で理解し、一時的には納得する材料にはなっても決め手とはならない。
子どもとしては
まともに子育て出来ないのなら産むな!
こんな親から生まれてきたくなかった!
なんのために自分を生んだのか?
親が原因だと分かっているからこそ
なおさらその思いは未消化のままなかったことには出来ない。
ココがどうしても腑に落ちないわけです。
惨めな自分を認め受け入れることへの抵抗が邪魔をする。
感情(愛着に関する心の傷)が刺激されると
フラッシュバックが起こったり
過去のいやな記憶が芋づる式に思考に上がってきたり
とにかく情緒が乱れてしまう。
↑で、まだ溜め込んだ怒りや憎しみの感情があるのではないか?と疑う。
そのループから抜け出せない。
(怒りや憎しみに気づくほど、手に負えなくなってくる)
今まで自分に向かっていた攻撃(自分がダメ人間)が
今度は親への攻撃(親のせいで人生狂わされた)に変わっただけだから
実際に私がAC、愛着障害を克服し
精神的自立を果たした経験から思うのが
もしかしたら
親への恨み辛みや怒りや憎しみ
あるいは悲しみの感情
これらの解放はそこまで必要じゃないのでは?と思うことです。
元は子ども時代の感情に纏わるものなので
親に対して向けられていたネガティブな気持ちや思考に気づくだけでいいのではないか?
と、思います。
子ども心として親に対する腑に落ちない
惨めな思い
ここへの執着に対して
「そういうことだったのかー!」
と、納得することが出来れば本当に一瞬で
「どうでもええわ」
となるから感情解放はそこまでいらないのでは?と私の中ではなってます。
だからと言って
この執着を手放しさえすれば全て問題はなくなるわけではありませんが。
AC、愛着障害、精神的自立をしていないながらも
- 社会性を身につける
- コミュニケーションのスキルを磨く
- ある程度の感情コントロールは自制心で制御することを意識してやってきた
- 親に世話を焼いてもらわなくても、自分のことは自分で対処出来る(生きていくため必要なスキル&生活全般)
↑親の問題とは別個で、いかに自己投資し自己成長させてきたか?
(成長過程で自然に身に付いたのではなく、必要に駆られてやってきたことがほとんど)
親に振り回されそれどころでなかった人は、この点で開きが出てくるとは思います。
(得手不得手のバランスが悪い)
コツコツが求められる個体差による課題ですね。
因みに私の場合、身につけてこなかったのは
・お金の管理
(稼ぐ力はあるけど、あるだけ使ってしまう)
・時間の管理
(段取りやタスクは問題ないが、過集中すると睡眠時間の確保や昼夜逆転でリズムがめちゃくちゃになる)
↑これの計画性がない(笑)
一方、母の場合はお金や時間の管理は全く問題ないけど
・コミュニケーションや交渉スキル
・客観視、俯瞰、振り返る力、環境の変化に弱い
・自分の意見や考えを肝心な時に言えない、融通が利かない
↑これが顕著
愛着の問題が解消出来ると
親子間で大人同士の対等なコミュニケーションが取れるようになります。
不思議と家族内(あるいは身近な人)に自分の苦手ジャンルが得意な人がいるので
健全な形で学び直すことが出来、自己成長に一役買ってもらえるようになっていますよ。
(お互い素直に相手の話を聞ける&相談出来るので 会話→対話へ)
↑自分一人でも困らない程度に成長出来る♡
惨めな自分を許すことが出来ない
これだけなんです。
これを通り越してしまえば本当に楽になれます。
AC、愛着障害、毒親問題で苦しみまくるのは
このトラップからなかなか脱出できないからです。
惨めな自分に対して、自分と折り合いが付けられるのであれば
きっと方法や手段は何でもいいんだと思う(´艸`*)
自分のことを惨めな存在だと思っているから
・自己価値を感じられない
・自分を肯定することができない
・自分を尊重し大切にすることができない
自動的にそうなりますよね?
そして、現実では内側にあるそれが投影されて惨めな体験をしているわけです。
自分をどう許すか?だけです。
親を許すとか許さない問題は
存在しているようで、存在していません。
自分の内側にある問題。
「惨めな自分を許せない」
↑これが問題!
(課題)