選択の自由があるのに、苦手なことから逃げるための選択をしない
人生は選択の連続だけど・・・
先日あった母の職場話。
青天の霹靂かのごとく新しい人を現場に連れてくると担当者から連絡があった。
「新しい人が欲しいとお願いした覚えはないのに、何で今頃?」
その話を持ち帰り私に聞かせてきた母。
私「いらんやろ」
母「でも会社が連れてくるから」
私「・・・」
母「午前中に連れてこられたら困るねん」
私「え、そこ?」
母「前も昼からにしてって言ってたのに朝から連れてくるし」
私「いやいやいや、論点そこちゃうやろ?」
母「論点って?」
私「論点ずらしても問題は回避出来へんで? 本音はどうなんよ?」
母「・・・」
私「いらんのやろ? 断ったらええやん」
母「でも先で困ることになるから」
私「先っていつの先よ?」
母「来年定年になる人がいるから、その時にお願いせなアカンから」
私「担当者の機嫌損ねたらやりにくなるとか思ってるんか(笑)」
母「そう」
私「それを理由にイヤイヤ受け入れるんか? せっかくのパラダイスが一気に地獄化してもええんか? この話、絶対に裏あるぞ?(笑)」
母「それは絶対にいやや! でも今さら断られへん」
私「なんでやねん! いらんもんはいらんって何で言われへんねんよ?」
と、言うことで母から情報収集をしてみると…
・人員に過不足がない
・お願いしてもなかなか人を補充してくれないのに、担当者自らが言ってくるのは怪しい
・たらい回しで使えない男性をメンバーにねじ込まれたけど、みんなで育てたので問題スタッフではなくなった
・もう一人お願いしていた人はすでに見つかっている
・担当者が連れてくる人の経緯がおかしい
この「担当者が連れてくる人の経緯がおかしい」なのですが
・実家が飲食店を経営しており、60歳になるその人は店を手伝っていた。
(親の年齢は一体何歳なんだ? 自分が切り盛りしていてもおかしくないよね?)
・お金には困っていないけど、時間を持て余しているから。
(その年で暇を持て余しているだけなら、家の稼業の手伝いのお小遣い稼ぎで十分では?)
・〇〇さん(すでに辞めた問題のあった人)経由の紹介だということは問題があると仮定して間違いない。
(会社が苦肉の策で退職させた人物と似た者同士である可能性)
・その人物と電話で直接しゃべったKさんが口が立つのに圧倒され「私あの人苦手」と言っていた。
(一方的に自分の話をまくし立てて話すという人物像、コミュニケーションスキルが低い)
・婚姻歴がない、実家暮らし
私の予測するところ、経歴詐称でしょう(笑)
親の年金を当てにしてぶら下がっている今はやりの引きこもり中高年だ!
どこに行っても続かない、仕事が出来ない人。
これを母に説明して聞かせたわけです。
母「ほんまにいらん、どうしたらいいん?」
私「出たー、この手のタイプのどうしたらいいんの決め台詞(笑) 断ったらええってさっき答え言ったやろ?」
母「なんて言って断ったらええのか分からへんねんもん」
私「ほんま自分に甘いな(笑) そうやって自分を甘やかして考えてこんかったツケが毎度困った問題を引き寄せてるんまだ気づかんの?」
母「それはそうやけど、担当者と折り合い悪くなってやりにくくなるのはイヤやから」
私「そんな調子やから弱みに付け込まれて、相手のどさくさ紛れに振り回されるんやろ? 自分一人だけ悪者になりたないんやったら、みんなに今の私とのやり取りを説明して「断ろうかと思ってるんやけどどう?」って持ちかけてみ? みんな大賛成するわ、そしたらバックには味方がいっぱいで心強く断れるやろ?」
母「でも何て断ったらいいんか…」
私「お前どこまで自己中やねん! 自己保身しか頭にないんか! 見えてないところの話したろか? 新しい人が来たらトコロテン式に誰かが放り出されて犠牲になるん分かってるんか??? 今、その人がどんな気分でおるんか考えられへんのか?」
母「〇〇君か…」
私「読みが浅いわ! もう一人新しい人もおるやろ、身を引く気でおるかもしれんで! その人失いたい???」
母「それはないと思う」
私「ある!!! 序列で考えてみーや? その二人戦々恐々としてるはずやから! 一人はたらいまわしにされてきた人物、もう一人は使えないと思われているのかもと疑心暗鬼になっている、もしくは新人だからという理由や! その二人の気持ちになったら不憫で泣けてくるわ」
母「・・・・・・。明日みんなと話してみるわ…」
私「絶対やれよ! どうやって断ったらええのか考えてくれる人もおるから大丈夫や! それにしてもお前には仲間意識あるんか? ほんまに仲よくやっていきたいと思ってるんか? 仲間守ったれよ!!! このボンクラ!!!」
↑とまぁ、母のうだつの上がらなさに超イライラしました(笑)
その後、みんなと話し合いをしたところ満場一致で「いらない」となったわけですが
その際に出てきたネタが最高に笑えた!
「べっぴんさんだったから採用した」
見る目のない面接が露見したこと(笑)
お気に入りだから、人間関係の問題のない現場に入れてあげたい
担当者のええカッコしたさから現場を犠牲にしようとした
と言うことが分かったのです(笑)
↑ココが母の鏡
それと、稀有していた2人から自分が辞めることになるかもという胸の内を聞かされたということも。
新しい人が来ると聞いて、気が気じゃなかったらしい。
母「あんたの言う通りやったわ…なんでこんなに人の気持ちが分からんのやろ?」
私「そうやって罪悪感で反省したフリして誤魔化してきたからやん(笑) 自分さえ良ければいい!誰かを犠牲にしても自分が困らなければいい!ってやってきたからやん(笑) 事なかれ主義の今さえ良ければいい!で身から出続ける錆やな、想像力が足らんねん( ̄▽ ̄)」
↑ここが担当者と同じ母の鏡
母「たしかに想像力が足りてないのは事実やわ」
私「躾もされず甘やかされた行儀の悪い子どもは失敗から何も学びません(笑)」
母「返す言葉もないわ」
その後、トコロテン式になるかもと思っていた2人は安心し、仲間意識が一層強化された模様。
たらい回しにされていた男性はますます自発的に仕事をするようになった。
(自分の居場所を感じられないと「やらされている感」しかないもんね(笑))
担当者に何と言って断りを入れればいいのか改めて母から具体を相談をされたので
・みんなの前でスマホをスピーカーにして聞かせること
を条件にレクチャーすることにしました。
(担当者とのやり取りで担当者の言い逃れ防止、仲間との隠し事のない情報共有)
母の現場ともう一つは、職場を引っ掻き回す人を会社問題として重要視し
退職させてまでキープしていることをこの担当者は理解出来ていないのです。
この担当者は謎のプライドが高いのでそこを考慮しながらがポイントです。
・現場を気にかけてくれて感謝している
・お願いしていた人事の件は終了している
・現在、現場は何も問題もなく、人を必要としていない
・他の人手不足で困っている現場を助けてあげてほしい
要は相手のメンツを潰さず、尊重しつつ~自他の線引き作戦です(´艸`*)
(相手の好き勝手にさせない)
担当者は断られると思っていないので、余程幼稚でない限りすんなり要求を受け入れます。
(後で思い返しても、恨みつらみの気持ちはわかない)
それでも押してこられたら
「この問題のない現場から、誰を左遷か解雇を候補に考えているのか教えてもらえませんか? みんな心の準備がいるので…」
↑ココを突っ込めば、自分が悪者になってまではやろうとしません(笑)
(っつーか、担当者はここまで考えが至っていない、母の鏡)
やっぱ押してこられたらしい(笑)
上記の鶴の一声でチーン♩
即終了( ̄▽ ̄)
母の現場というか会社を見ていると
ちょろい
です(笑)
(スタッフが大人になればよろし、会社を育ててやれ!)
問題のある会社って、親である会社が社員やスタッフという子どもの管理や指導、教育などのシステムが構築されていないんです。
子ども社長や重役や管理職ってのも多いけど(笑)
(現場では個人プレーや協力で活躍できるけど、人を使う立場になると全く使えない)
スケープゴート(問題児や問題上司や会社)で排除することしか頭にない会社や同僚社員・スタッフも子どもです。
(持て余している状態が解決策に思考が及んでいない、大人思考で考えれば答えは出てきます)
客観的に母を見ていると
ちゃーんと、生まれてくる前の人生設計図として
自分で乗り越えられるレベルに設定してあるんだな~と(*^^*)
(クエストやイベントのゲーム設定)
この問題は円満解決したのですが
母に釘を刺して言ったのが
「6人で1人前と言うことを忘れないように!」
つまり
文殊の知恵
のことなのですが、パフォーマンスを最大限に発揮しようと思ったら
みんなで本音を出し合い、協力し合うことなんです♡
その後、面白かったのが担当者と連絡を取る際に
みんなと相談した上での作戦決行をチャンス到来の時に
会話をスピーカーで全員が聞いていると暴露したらしいのです(笑)
相当ずっこけるように驚いてドン引きしていたようですが
個人的な思惑がバレなきゃいい!が通用しなくなったわけです(*^^*)
(会社への電話は全て録音されているけど、担当者との個人的なやり取りまで管理されていない)
自分の都合が通用する相手にロックオンして連絡していただけに担当者対策への効果覿面(笑)
(全て筒抜け~♩)
自分さえ良ければ、自分が正しい、自分から逃げるために
責任転嫁で担当者と引っ掻き回す新人を悪者にして嘆き節は自分が選択をした結果としてリターンされる。
当然、仲間内はギスギスして揉める&疑心暗鬼&都度仲間(味方)探しに奔走することになる。
並行世界にあった努力する方向性の間違った努力を積み重ねる世界を体験することに。
病人大量発生、調子が悪い病気自慢大会や自分だけ苦労している悲劇のヒロイン大会、トラブルや人材確保の苦労人生に逆戻り(笑)
↑これをやっていたら、今味わっているパラダイスはなかったわけです。
バトル思考の方向性って、自分の鏡に向けるのではなく
自分の心の弱さです(´艸`*)
(ここが大人になりきれない幼稚な思考の鋳型)
母の職場はパラダイス続行中♩
これはそれぞれが役割を果たして循環しているからです(*^^)v