毒親問題を解消するには、心の領域侵犯を具体化させること
毒親で苦しむのは、自他共の心の境界線が曖昧なのが原因
- 思春期の反抗期が続行のままの人
- ある年齢になってから親に息苦しさを感じ出した人
- 息苦しさの原因が毒親と知って毒親を許せずに苦しんでいる人
↑いずれにせよ、反抗期か反抗期のやり直しになります。
子どもの反抗期に従って、親も自分を育て直すチャンスなのですが
親業の訓練を受けないまま自己流の子育てや
親自身が反抗期を経験していないか、完了していないので
自他共の線引きがいつまでも見につかず、子どもの足を引っ張るわけです。
これが親離れ出来ない子ども、子離れできない親と言われるものですね。
とは言え、子どもの頃から当たり前に親から自他の見境なく領域侵犯されまくっていると
どこに問題があるのか…それすら子どもは自己判断がつかないと言う有様に。
で、子どもは親に苦しむ。
- 生んで育ててくれた親に感謝するのが当たり前
- 親孝行、年老いた親の面倒を見なければいけない
- 親を悪く言ってはいけない
- 経済的自立が出来ない焦り
- 理想的な幸せな家族の姿
↑こんな刷り込みも相まって尚更苦しむのです。
いきなり結論から言います!
毒親問題を解消したければ
自他境界線を引き直す
これだけ(´艸`*)
言葉にするのは簡単だけど
これが難しいのなんのって‥‥
だって、どこまでが正常で異常なのか分かるわけないやん(笑)
でも大丈夫!
毒親に問題があると結論づけているだけでは問題は解消しませんが
親との関係でどこに問題があるのか?
これを具体的に明白にすれば解決の糸口が見えてきます(*^^)v
幼少期からの親との問題が解消されていないものが
他者との対人関係におけるトラブルとして繰り返します。
↑これも線引きの曖昧さが原因なのですが、その原因も見えてきますよ♬
(心の距離の取り方が分からないのが理由)
何度か記事にもしてきましたが
親を徹底的に分析することです。
親を親として見るのではなく
一人の個人として客観的に見ること!
親のどこに問題があるのか?
まずはこれを知らないことには始まりません!
ここが分かっていないから、毎回親に振り回されて追いつめられるのです(笑)
感情解放をいくらやっても底なし沼のように完了しない原因として
あれがイヤだった、これが許せなかった、こうしてほしかったといった
自分の本音や願望を知るだけで終わっているんですよね~。
あるいは、こうする、ああすると決めて実行しても
自責の念、罪悪感から親に一貫性を持った接し方を貫くことが出来ず元の木阿弥。
(親への期待がまだ残っている)
そして改めて客観視し、超深掘りしてみるといいのが
【親の問題に思える】それ。
- いつもどんなパターンで自分が自動反応してしまうのか?
(だいたい期待通りにならず、無価値観を刺激されネガティブな感情が動く)
- その原因や理由となる深~い動機は何?
(子どもの時から達成されず、リベンジしまくっている)
親を徹底分析している時点で、親のことで気づくことが出てくると思います。
- 自己肯定感の低さ
- 自分に価値を感じられない状態
- 実親に向けるべき感情のサンドバックに自分がされていたこと
↑これも大事だけど、それよりももっと重要なことがある!
親を個人として見た時、親として自分が望んでいることは
過去も現在も未来も、親を変えることも期待するのも無駄だということが。
これは、あなたには一切関係のない、親自身の問題です。
落とし込みが甘いと、絶望を味わう瞬間かもしれません(笑)
「愛されたかったけど、愛してもらうことは難しい」
「自分だけが無条件に親を愛していたんだ」
「親に愛される期待はもうやめよう」
と、落胆し、事実を受け入れるしかないモードになってしまう系。
だけど、落とし込みサクサクで目が覚めていれば???
アホらし…、となります。
「受け入れる気のない相手になにムキになってたんやろ(笑)」
「親は自分の親に受容されることに必死で、3歳児の親にいくら訴えても無駄やん(笑)」
そんな意味合いのアホらし…です。
そこから更に、超深掘りすることが出来れば出てくるのが…
毒親が自分にしている動機と自動反応
あなたが毒親にしている動機と自動反応が
まーったく一緒だということに気付いてしまう( ̄▽ ̄)
↑まさに自分の投影(写し鏡)で、自己受容出来ていない自分。
そんなことが分かる。
それだけちゃうねんでー!
「ありのままの自分」で愛されなかったから
あなたは愛されるようになるためにめちゃくちゃ頑張って
「自分じゃない自分」で愛されようと頑張っていたことにも気づく。
こ・れ・が
親に振り回され自分の人生を歩めない
親の人生を生きていると言われる
他人軸の正体(´艸`*)
そりゃー生き辛さを感じるのも
当たり前です(笑)
親にありのままで愛されないわ
自分らしい自分で生きられないわ
親はもちろん、親の投影に振り回され人生楽しくないのも
当然の結果です(*^^)v
ここまで気づけると
現実がイリュージョンや幻想と言われる所以に
納得、腑に落ちる感覚を味わえます♡
親と物理的距離を開けたり、絶縁したり
心理的距離を取るために極端な態度を取るとか
めっちゃしんどいことしなくても
心の一番深い根っこで親に依存していた動機から解放され
- 親なんかどうでもええわ
- 親に認められんでもええわ
- 親に愛されへんでもええわ
- 親に必死に愛されようとかもうええわ
となるので
自他境界線を引くことを意識しなくても自然に出来る様になります。
(親の投影に対してもこう思えるようになる)
潜在意識の95%パワーからの解放(´艸`*)
徐々に情緒が安定してきます。
親に振り回されることがなくなれば
自分に集中することなんて楽勝♡
(親に甘やかされて自分のことで色々出来ないが多い人は知らんけど)
この域まで超深掘りして「気づく」「自己受容」まで至れば
親を変えようとしなくても親も変わってしまうと言うパラレル体験ができます♪
手放せば叶う♡ってアレ。
精神的自立の第一歩は
親と自分は
血は繋がっていても
自分とは違う他人と親を認識することから。
↑頭では誰でも簡単に理解しているんだけどね~、心で理解に至っていないと現実は難しい(笑)
自分と向き合うことしか解決策はない!
親との境界線が引けていなければ
親やその投影にマッチした他者に
大なり小なり依存してしまうことになるのも仕方がありません。
(親から得たいそれを得るのが目的の人生になる)