「健康寿命」のための情報アラカルト◆主観(実験結果)と客観より【Vol.2】
自分の口に合うものは、体に合っているは間違い
「妙薬口に苦し」と言われるように、必ずしも口に合わなくても体に効果的なものってありますよね?
嫌いなものと、口に合わないはまた別物だと言うことです。
飽食の権化は口に合うものを食べすぎるから???
うま味調味料なる化学調味料や添加物は脳の満腹中枢を狂わせます。
なぜなら「消化の良いもの」と脳が錯覚をするらしいですよ~!
美味しいからとついつい食べ過ぎてしまうのも、このマジックのせいです(#^^#)
「口に合うものは体にも合い、体に合うものは口にも合う」という格言が本当にそうなのかどうか、その真偽をたしかめることであった。
その結果、私はこの格言が間違っていることを発見した。なぜなら、美味しいものの中には、私の胃にとって良くないものが少なからずあったからである。こうして先の格言を疑問視するにいたった私は、自分に合わない類の肉やワインをしりぞけ、経験から自分に合ったものだけを摂ることにし、しかもそうした飲食物を胃が容易に消化できる量だけにかぎることにした。つまり、質だけでなく量にまで徹底して注意を向けたのだ。
そしてそれからは、満腹感をおぼえるまで食べたり飲んだりすることはなく、常に食欲を少し残した状態で食卓を離れることにしたのである。この点では、「健康は食欲を抑えることから」という別の格言に従ったことになる。
「無病法 極少食の威力」ルイジ・コルナロ
私の場合、1年で1番体調不良を起こすのが「正月」です。
犯人は「おせち料理」。
甘辛く煮込んだものや、味が濃すぎる、火を長く通したものがダメ(笑)
好きじゃないけど日本はオカンが強制的に食べさせたがるし、食べないとガッカリするから仕方なく食べるのですが、お腹いっぱいなんて食べれないし、ちょっとずつつまむ程度。
食べるものがない(笑)
唯一、雑煮の餅抜きの澄まし汁だけは大丈夫。
このおせちを食べると何とも言えない体調不良と不快感が満載になるんです(;^_^A
なんかね?喉の渇きってか体の渇きみたいな感じ?死にそうに感じる。
で、ミネラルウォーターを飲んでも一向に解消しない。
解消しようと思えば体に「何が欲しい?」と聞いて返ってきたものを食べる!
いつも「生野菜を数種類」。
言われる通りにすると茶碗1杯分くらい食べたところでピタリと治まるのです。
単純に酵素不足だと思われます(笑)
おせち料理って、糖質、糖化の塊で和食最強の毒食だと私は認定しています(笑)
他にも、焼き肉は3切れも食べたら欲しくなくなる、胃もたれする。
舌の上で溶けるような上質の国産牛ならもう少し食べられるし、胃もたれもしない。
子どもみたいに玉ねぎ、ピーマン、にんじんが嫌いなのですが、生だと食べられます。
(加熱したものは嗚咽が上がる)
ニンニクは完全アウト!嫌いじゃないのに体が受け付けず、食べすぎると10日間強烈に浮腫む(笑)
基本的に私は「何でも生で食べる」のが好きで、「加熱や再加熱」されたものは苦手。
フライものも胃もたれするし、脂っこいもの、甘辛い、煮つけ、こってり濃い味付け、人工的な味もダメ。
他には「常温」か「あったかい程度」が好きってか「熱い」とイライラから一瞬で食欲消え失せます。
冷たいものは好きだけど、一気に体内温度が下がるのか猛暑でも震え上がるほど寒くなるので体に合いません。
電子レンジで加熱したものも1発で見抜けます!
味や食感がおかしいから。
あなたは自分の好みと体の好みを良く熟知していますか?
では先ほどの続きを…
「…自然(な体)はごくわずかの量で満足するようにできている。じじつ、ほんの少ししか食べない私は、長年にわたって健康で、旺盛な活動をつづけてきた。それでもなお食事の量を加減すべきだとすれば、増やすよりむしろ減らすべきである。なぜなら、高齢になればなるほど、胃腸は弱くなるからである」と。
(飲食物量を友人に心配され言われ増やしたその後…)
それからわずか十日後にはその影響があらわれはじめたではないか。
それまで元気、快活であった私が、このころから不機嫌になっただけでなく、憂鬱にもなり、なにもかもが面白くなくなってきたのだ。そして十二日後には、脇腹にはげしい痛みをおぼえ、それが二十二時間にもわたって続き、あげくには熱まで出てきて、しかもそれがその後連続して三十五日間にも及んだのである。十五日以降は熱が退きはじめたものの、けっきょく、それまではほとんど眠ることができず、死の淵をさまよう羽目になったのだ。
ここにいたって、私は長年にわたって厳守してきた量にふたたびもどった。すると、体は弱りに弱っていて、しかもそのときは珍しく寒い年の、またその中でももっとも厳しい寒気の折だったにもかかわらず、なんと、食事の量を切り替えただけで快復したのであった。
「無病法 極少食の威力」ルイジ・コルナロ
これ、私の場合なら悪の権化はビールです(笑)
暴食はしないけど、暴飲はやらかしてしまう(;^_^A
適量はロング缶2本!
これを厳守していると不調は起こらないけど、1本増やすと…ってかそこから際限なくドンドン増えしてしまう。
正に上記にあるように「満足するまで」、大酒飲みで飲む人なら分かると思うけど「酔った感覚を味わえるまで」なので質が悪い。
量が増えれば増えるほど、寝落ち感覚はなくなる、自然な睡魔もこなくなる。
平行して異常な食欲に回数が増えるなどコントロールが通常のように出来なくなるのは不思議です。
朝まで飲み続けてしまうなんてことも…その後、寝ようと思ってもなかなか寝付けなくなってくのです。
睡眠時間は自然と長く寝れなく短時間で目覚めるようになるから当然減り、そのまま飲酒コントロールしないと…
不機嫌、慢性疲労、寝てもスッキリしない、浮腫み、尿の異常、喘息や痒い湿疹や皮むけ→死にかけた(笑)
断食3日(ヒーリング)や、1日1食の極少量で快復させた経緯は「コルナロ」と一緒です( ´艸`)
野生の動物は病気やケガの時は食を断って寝て回復させるのですが、最近のペット事情ではそれもままならず病気になると食べさせてor栄養を与えて病気は快復させなければと強迫的ですよね?
(私も過去には本気で信じてました(笑)誰が刷り込みしてん!(怒))
自然の摂理は食べない、量を減らすべきだと感じさせられます。
そりゃそうですよね?食べても治らないなら暴飲暴食が原因ですよね?
(何が余剰になってる???ってこと)
うちの子も質だけでなく量を意識した食だけで回復しています。
世のほとんどの者たちは、食欲に振りまわされ、知らずして過食におちいっている。また、そのことに気づいている者たちにしても「我慢して長く生きるより、短くても好きなように生きる方がよい」などと言い訳している。食欲を律すると、いかに幸福な生活を送ることができるのかを、かれらは知らないのだ。
節制をきらう者たちはいう、「生身の人間にとって、飲食を節することなど不可能だ」と。これにたいし、私はふたたびあの偉大な医者ガレノスを引合いに出す。かれもまた、節食の習慣を最良の薬として生きたのだ。
ガレノスだけではない。プラトン、キケロ、イソクラテス、その他、数多くの賢者が同様な習慣を選択して生きてきた。
…以上のような私の話にたいして、ここで次のような疑問あるいは反論があるかもしれない。つまり、通常の生活において、病人のような食べ物を、しかもごく少量しか摂らない者が、もし病気になったばあい、そのときにはどんな食事療法が残されているのか、と。
この質問にたいしては、こう答えよう。すなわち、そうした生活をおくる者が病気にみまわれることはないのだ、と。なぜなら、節食の生活では、病気の原因をいったものが日々とり除かれているからである。要するに、原因がなければ、現象は生じ得ない、という道理である。
「無病法 極少食の威力」ルイジ・コルナロ
お腹いっぱいのしんどさを知ると、空腹感の方がむしろ心地良いんですよね~♪
気持ち悪さまで味わうこともあって私は節食の方がいいです(#^^#)
ルナとイーリスの節食は笑えましたよ~!
ルナは要求すれば何かを貰えると思っていたらしく、ご飯から離れている隙にイーリスに残りを食べられてしまった(笑)
いつものようにはあげないからピーピー鳴いておねだりしまくるルナ。
お腹が空いてたまらなかったんでしょうね。
そして私に訴える要求吠えが凄い!
繋がってみると「ルナのご飯イーリスに食べられたからママ何かちょーだい」と言う。
で、イーリスに何で食べたのか聞くと「あのね、ルーちゃんが早い者勝ちってルール決めたんだよ?おいらは悪くないよね~んふふ♪」と。
そういえば近頃良くイーリスがトッピングをルナに食べられてフリーズしていたのですが、文句は言わなかった。
その理由が分かって笑えたけど、ルナに
「早い者勝ちってルナが決めたんやろ?ちゃんと食べな追加はこれからないのを覚えといて!」
と伝えるとワガママが通用しないのを理解してくれた。
翌日は、肉の量も減らすためトッピングなし!
(トッピングが気に入らないと食べないお姫様ルナ)
にも関わらず、お腹空きすぎて文句言う間もなくペロッと完食(笑)
贅沢より、食べれることにフォーカスが切り替わってくれました。
人間も動物も贅沢覚えるとワガママになるのは同じですね( ´∀` )
節食で元気も取り戻せるってお手軽♪簡単♪医者いらず♪
さらに美味しい、自然とご機嫌も良くなってます!
体の調子が良くなると思考も良くなるからね♪
(動物にも理性も思考も喜怒哀楽の感情もブラック思考もエゴも心の傷だってあります)
あなたも絶好調を味わってみると今の普通だと思って気付けていない不機嫌との差が良く分かるようになりますよ★
もっとも大事なことは量の制限
しかしながら、だれのばあいでも、自分に合った物だけを、しかもできるだけ少量、つまり、胃が容易に消化できる量にかぎって食べるべきだ、という前述の原則については少しも変わらない。このことは、飲み物についても同じである。
かさねて述べるが、飲食いずれの点でも重要なことは、質よりむしろ量の制限である。したがって、自分によく合ったものでも、これを多く摂ることは控えなければならない。
まことに、ここでいう新しい習慣の効果をあげるには、飲食とも、適切な量の見きわめと設定、そしてその後の厳守がなにより大事だということを、よくよく幸福な生涯を願う者はだれでも、飲食を最小限の量にさだめるべきである。そうした生活では、血液が汚れることはなく、また胃から頭へのぼる悪気もなく、心はつねに穏やかで、気分は妙なる悦びに満たされている。そして過去の悪癖から解放されたことにたいして神に感謝し、長生きを楽しみにしている。また、死についても、幸福な死を予感している。
・「つまりわれわれが生きていくのに必要最低量以上の食物を体の中に入れた場合、これが老廃物、余剰物となり、病原菌がはびこるための餌となるということなのです」(『家庭でできる断食養生術』石原結實著・PHP研究所)
・「治る病気であれば、食べない方が苦痛もなく、治りも早いのです。栄養の処理も担っているマクロファージが、その役割から解放されて病気を治すことに集中できれば、免疫力が効果的に発揮されます」(『「まじめ」をやめれば病気にならない』安保徹著・PHP研究所)
「五体いずこなりとも患いあれば、まず食を断つべし」(釈迦)や、「病のときの食は病を養う」(ソクラテス)などの格言が、そのことをよく示している。
「無病法 極少食の威力」ルイジ・コルナロ
このコルナロの節食をしていると病気にならず、長寿で死ぬときはお年寄りの憧れ!
「ピンピンころり」でお昼寝や夜寝ている時に静かに穏やかにスーッと息を引き取れるそうですよ♪
病気や不調で人生を楽しむどころか、やれどこが痛い、調子が悪いと苦痛が付きもので、死に際は苦しんで死ぬとか最悪ですよね?
健康だと自然な死を迎えることが出来るって超幸せだよね❤
年を取れるならいいけど、若いうちや中年で壮絶死とか…誰もがイヤですよね?
まだまだ続くよ~( ´艸`)
コルナロばっかだけど、まともな医者なら正論だと口を揃えて言うし、摂理や道理または原理に適っているのです。
読んでも分かり易いでしょ?
次はメカニズム的なものを含めていきますね❤