親子関係をフラットに見極める
親子の甘えが見えるものも見えなくしている
前回の続きになります。
親だけでなく、自分自身についても俯瞰をしっかりすれば
出来ること、出来ないこと
得意なこと、不得手のこと
等のような、これがしっかり自覚にあげることができてきます。
親子問題って、結論から言えば
双方共にコミュニケーションが取れていないのが原因なんです。
例えば、あなたから見て
親の方がコミュニケーションのスキルが低いと思っているとします。
それであれば、どうすればコミュニケーションを取ることが出来るのか
あなたは分かっていないといけないわけです。
ところが…
・親の方が子どもに合わせるべき
・親の方が子どもに折れるべき
・親だったら子どものことを思っているのなら分かろうして当たり前
・なんで自分が合わせないといけないのか
・なんで親に折れなければいけないのか
・なんで優しくしてあげないといけないのか
↑こういった思いが邪魔をしてしまうことが往々にして出てくると思います。
あなたのスキルが社会でどのレベルまで通用するのか…
今回はココに焦点は置きません。
親以外の他者であれば対処出来ることも
親になるとからっきし出来ていない自分
と、いう事実にフォーカスしてもらいたいのです。
このブログを読まれているということは
私と同じ波動に引き寄せられていると思うので
恐らく親の方が幼稚だと思っているはずです。
その前提で話を進めて行きます。
親が幼稚だと言うことは
話し合いにならない
これが顕著だと思われます。
だとすれば、あなたが視点を置くべきところは
親という容れ物や役割に惑わされない
親の実年齢と精神的年齢に惑わされない
↑大事なところはココ!
まずはこの概念を疑うこと!
分かっているようで分かっていない
頭では理解しているけど、心では納得していない
ということです。
この事実を自覚まで上げること!
もしね、これがちゃんと自覚出来て納得できていれば
親とのコミュニケーションや線引きで
悩まされる
振り回される
ことはないということです。
悩みの種やストレスであるという時点で
もうすでにあなたは出来ていないというわけ。
うちの場合もそうだったのですが
論理的や建設的な話し合いをしようとしても
まーったく話にならない状態でした。
なぜならば、親をジックリ観察していると…
結論ありきで具体がない
交渉と脅迫、説明と説得を履き違えている
因果やものの道理や道筋を嫌う
丁寧に説明するほど反発する
↑他の人とならテンポのある会話によって意思疎通が生まれるのがセオリーなのに
これが真逆の結果をもたらし自分の概念が一切通用しない経験をする。
すると、あなたは感情的になって怒りしか生まれない。
これこそ、自分の方が大人のようで子ども相手にムキになっている
大人子どもの姿になります。
つまり、同じ土俵で相撲を取っているわけ。
↑見事に鏡ってことー!
大事なので繰り返しますが、
子ども相手にムキになっている自分…幼稚
親に察する能力がないのを分かっているのにどこか察してくれると甘えている子ども
子どもの察する能力に甘えきり自己成長をしようとしない親
とも表現できます。
(あくまでも自分の視点と客観的に見た感想)
分かって欲しい
受け入れて欲しい
互いに鏡で見せ合い感情で訴えているとう事実
相手に飲ませる・相手の存在を拒否
自分がやっているから、相手にも見せられる。
さてさて、事実確認をしたところで本当の自覚にする。
次にやることはその『原因』が何か?を見極めることです。
(相性が悪い原因とも言えるけど)
自分の存在、考え、気持ちを
分かって欲しい、欲しい!!!
受け入れて欲しい、欲しい!!!
認めて欲しい、欲しい!!!
この執着から、子ども時代を引きずった
ない物ねだりをしている状態から
自分の言いたいことが相手に伝わればいい
自分の言いたいことが相手に伝わるには?
この視点にシフトして深掘りをしていくのです。
事実をありのままに受け入れて~。
(これは執着ではなく、健全な考え方)
実のところ
ない、欲しい
と思っているからいつまで経っても手に入らないわけ。
親といつもトラブルになる原因を放置してきた結果が
自分と親のコミュニケーション問題として発展し続けていたということは
それに対する対応や線引きや手段を自身が放棄してきたのです。
ぶっちゃけ想定外を想定外のままにしてきたって意味ね。
自分自身のことも知っている、分かっているようでそうではない
親のことも知っている、分かっているつもりでそうではない
要は主体性がなく親の反応に対して積極的に対応してきただけを
主体的に自分が動いてきたと錯覚してきたに過ぎない。
自分軸のつもりが、他人軸だったということ。
自分がどうありたいか
自分がどうするか
自分がどうしたいか
これを決めきらないまま生きてきたんだよね~。
(親子で一緒、どっちが上とか下とかないわけ、単なる鏡)
なので、いくら根源修正をし、一時的に現実を動せたとしても
結局のところ、過去に出した自分の思考がタイムラグで現実化したとき
過去とまったく同じ反応をしてしまっているということ。
だから、いつまでも繰り返し現実に投影され再現され続けるのです。
↑同じシチュエーションで同じような気持ちを味わった
ベースとなり再現され続けている過去の記憶!
これがヒントであり、修正が足りていない。
(この時にどんな選択をすれば良かったのかが明白になっていない)
根源修正に限らずとも、親とコミュニケーションを取ろうとする時に
自分がどんな言動や振る舞い方をするのか
客観的に俯瞰して公明正大に自分を振り返って見るのも同じことです。
確実に選択ミスをしています。
で、具体的にどうすればいいの?という教科書的な説明をします。
まずは前提ありき!
・自分を分からせてやろう!前提
・自分の気持ちを分かってもらえるように♪前提
↑これ、雲泥の差なんです。
なぜなら、前提の通りの言動や振る舞いをしてしまうから。
すると、瞬間瞬間その前提に見合った選択をするから
選択に見合った結果を毎瞬毎瞬受け取ってしまうというカラクリ。
前提によって思考することが
まーったく変わってきます。
もうすでに思考している時点で感情も動いています。
(どんな波動なのか分かりますよね?)
原因(前提)が結果
結果は原因(前提)
これに由来しています。
自分の自覚のない言動や振る舞いや行動って
無意識のままにしている人は言っていることが分からないかもしれません!
ですが、自分の無意識を自覚している人からすれば
思考に見合った選択ということに対して
決して難しいことを言っていないことが分かると思います。
前提の意味がピンとこない人は
・冗談っぽく言う
・明るく言う
・真面目な顔をして言う
・丁寧に言う
↑ことによって受け取る結果を変えられると思う傾向が強いです。
前提が一緒なら、振る舞いや言動を変えても受け取る結果は一緒!
親子関係で互いに見せ合っている状態を
鏡の視点をもってフラットに見極める
そこからの前提ですよ~♩