精神的自立(愛着問題を解消する)ヒント! 毒親の解毒に役立つ視点
子ども時代に身につけるべき行動とスキルを比較してみよう!
前回の記事を味変させた感じになります。
愛着問題、毒親の解毒に私的にはすっごく大事な視点!
これで斬りこんでみたいと思いまーす♩
前回の記事はこちら
一番注目してほしいところ!
子ども時代に「子どもが学ぶ必要のある行動やスキル」というポイントです。
繰り返しになりますが、下記に抜き出してみます。
・助けを求める
・限界を設ける
・自分の価値や感情・ニーズを確認する
・質問する
・問題を解決する
・話を聞く
・適切に感情を表現する
・ノーと言う
・自分から行動を起こす
・交渉する
・責任をとる
・遊ぶ(子どもを生きればおとなになれる━━「インナーアダルト」の育て方:クラウディア・ブラック著 より)
あなた自身と、あなたから見た親
子どもが身につけるべきスキル
↑比較してみてください。
うちの場合は、圧倒的に両親共に私の方が軍配が上がります。
父が亡くなったあとは、私の役割は
旦那? 父親? 男性性?
完全親子逆転現象が精神的自立の足を引っ張っていたのでした。
母が可哀想で放っておけないというよりか
どちらかと言えば
何をやらかすか分からないから安心出来ない
こんな感じです(笑)
首を突っ込み、口を挟み、やりたい放題
散々めちゃくちゃに引っ掻き回すだけやっておきながら
収集が付かなくなると被害者ぶって後は丸投げで逃げる( ̄▽ ̄)
↑対処できるのは私しかいないから尻ぬぐいをするしかない
(労うとか、二度と繰り返さないように内省するとか一切なし)
そしてこれをしたくないから日頃見張ってしまう。
または、私が楽しんでいたり、上手く行っていると
邪魔をする、足を引っ張ってくる
何かをしてあげるとどんどん要求がましくなる
何をしても満足しない
↑譲歩することを知らない、自分の要求にしか興味がない
コミュニケーションスキルが壊滅的なので
情緒的なつながりは一切持てません。
(自分が子どもの頃に満たされなかったものを埋め合わせるのに忙しい)
私が他人軸になり情緒不安定になっていた原因です(笑)
(母の問題に介入し過ぎていたせいで私が母の自立を邪魔して共依存関係になっていたということ)
母の場合、壊滅的なのが
話を聴く
これが出来ない。
なので上記にある身につけるスキルの土台はどれもアウトー!
・お金にまつわるもの
(支払い、管理、仕事を覚える)
・生活のリズム、サッと動く
↑これだけは唯一バッチリ
おとなのマネをして身につけたスキルなので
他のジャンルでは応用なんてきくわけがない( ̄▽ ̄)
話せば分かる
話せば分かってくれる
こんな期待は100%裏切られます。
おとなとしての母
親としての母
私の要求が厳しいだけの幻想でした(笑)
なぜ、母はこうなのか?
なぜ、母はこうなってしまったのか???
それは…
最終的に私たちの生き方が変わるのは、子ども時代に学ばなかったスキルや行動のしかた━━自分を大切にすること、他の人と健康な関係をつくることなど━━を学んだときです。「もっと人の話が聞けるようになりたい」「問題を上手に解決する方法を身につけたい」「他の選択肢を考えつくようになりたい」「上手な交渉のしかたを学びたい」。これらは生きていくためのスキルであり、自分にも他人にも寄り添って生きる方法です。
━━
子どもの頃からずっと、私たちは明日に望みをかけ、今このときを一刻も早くやり過ごしたくてたまりませんでした。きっと明日は今日よりましに違いないと信じていたのです。だから今でも、悲しみに目を向けたくはないし、過去と現在をつなげようとしてじっと考える時間は惜しいし、信念を再検討するという一見くだらないことに時間を使いたくないのです。
(子どもを生きればおとなになれる━━「インナーアダルト」の育て方:クラウディア・ブラック著 より)
これが答えです♬
特に赤文字にしている箇所がキモ!
積極性や自発的といった方向に目を向けず、どうやって生きのびるかしか頭になかったわけです。
そんな生き方でも困らなかったのは
自分の代わりに問題を解決する人を見つけて
どさくさ紛れでコントロールしてきたから
私からすればそんな人を毎度探したり
何とかしてもらえるように策略を練って仕向ける
そっちの方が面倒臭いです(^^;)
自分で何とかしないといけないとなると
・言い訳をする
・相手の問題にすり替える
・論点をずらす
・取り繕う
・誤魔化す
・キレて開き直る
・無視する(相手が折れるまで)
・口をきかない、だんまりを決め込む
・話の途中で逃げる
・急に忙しいふりしてそんなことに構ってられない態度を取る
・何事もなかったのように振る舞う
・機嫌を取る
・味方探しをする
・事情を知らない人に事実と異なることを吹き込む
・病気を創り出しあてこする
↑必殺技のオンパレード
これが通用してきた&見逃してもらえていたので
古いやり方にいつまでも固執し、縋り付いていた。
中身が成長していないので、ちょっとも考えなくても大人なら分かるようなことが分からないわけです。
もちろん、ちょっと考えても分からない。
集中力もないから長く考えることもしない。
じっと考える時間は惜しいし、信念を再検討するという一見くだらないことに時間を使いたくない
↑これが母にとっての理由。
と、まあ
こんなことが紐解かれてくると
母と対等というテーマでは私が変わるしかないのでした。
(大人という前提の思い込みこそが認知の歪みだった)
母に期待していたものを手放し、大人の対応をすることだけです。
・アドバイスしない
・答えを教えない
・代わりに助けない
・察してを汲み取らない
・母の問題に介入しない
・母にとって難しい話をしない
・相談をしない
・気にかけない
(あくまでもうちの場合で、子ども扱いをするという意味じゃない)
親の方が大人のスキルを身につけている場合は
根源を外せばめちゃくちゃ楽になると思います。
(情緒的な繋がりを持てる)
だけど、私のパターンに該当する人は
親のスキルの低さの視点を洗い直す必要があります!
なぜならば、根源修正をしても個々人のスキルはそのままだから(^^;)
あからさまに感情的な子ども返りはしなくはなる感じ?
今までの致命的な欠点って感じではなくなるだけみたいな。
それでも嘘みたいにストレス激減するので、自分のことに集中することが出来て快適(笑)
母にムキになることがなくなった(*^^)v
少しずつ内面の成長はしてくるようです。
(↑これは母談)
自分がおかしいことに気づけることが増えてくるみたいです。
・あれがマズかった
・これをしくじった
・相手が言っている意味が理解できた
・これはちゃんと聞いておくべきだった
などなど・・・らしいです。
自分の腹黒さのブラック思考も気づけるようになった
これも…らしいですが(笑)
孫との衝突も減った。
人間関係のトラブルを持ち帰ることもなくなったかどうかは知らんけど本人から聞いてない。
これが成長の結果に反映されているんだと思います。
ホントにこのスキルに関する視点、あなどれませんよ~!
私と同じ立ち位置を体験している人には重要事項です♡